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• アールハス公国
  • 国家体制
    • 魔術師の塔
    • 先見帝の預言書

アールハス公国

　353年に先見帝ティトス４世から"公"の称号を贈られた魔術師ヨブ=アールハスが開いた都市国家。帝国領東南部の森を居と定めたヨブは、そこに"魔術師の塔"と呼ばれる研究機関を創立していた。"公"の称号を得た彼は、この塔の周りを都市国家として整備していった。この過程で皇帝の了承を得て"公"の称号をヨブ本人から"魔術師の塔"に委譲している。

国家体制

　元々、魔術師が集まる特殊な街であるため、一般的な都市とは生活の事情もかなり異なる。帝都とは別の意味で、犯罪者が近づくことはあまり無く、総じて高いレベルで治安が保たれている(魔法の心得がある者ばかりなので、うっかり踏み込んでもすぐに見つかってしまうのだ)。

魔術師の塔

　ヨブ=アールハスによって設立された古代語魔法の研究機関。「アールハス公国」という呼び名より、こちらの方が人々には遥かに伝わりやすい。この都市国家の象徴とも言うべき機関であり、"公"の称号を受けて都市の管理運営も行っている。

先見帝の預言書

(プレイヤー情報)
　先見帝ティトス４世からヨブ=アールハスが密かに管理を委託されたもの。その管理はヨブの死後"魔術師の塔"に遺漏無く移管され、新たな皇帝が即位した時、必ずその皇帝の元に届けるのが"魔術師の塔"の役目となっている。
　そこには その皇帝の御世に発生する注意するべき事件について記述されている。皇帝の安定した統治の裏には、この預言書があるのは事実だが、もちろん皇帝自身の資質が一番大事であり、この預言書に全てを依存しているわけではない。

　真祖ティトス１世が定めた"槍の審判"と共に帝国の特殊性を表す事例であるが、この預言書の存在を知るのは、帝国でも限られた上層部の人間だけであり、一般の民衆はそのような文書があることを知る由も無い。

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